顧客であり、社員であり、取引先です。
ステークホルダー(利害関係者)は、
それぞれの視点で常に御社を観察しています。
会社は・・・
常に見られている
常に比較されている
・職場環境が向上する可能性は?関わる意味があるか?
・自分の人生を乗せられるか?何か得るものがあるか?
・その会社での10年後の自分をイメージできるか?
・そもそも、付き合うメリットがあるのか?
・投資(貸付け)して、成長する余地はあるのか?
・取引は行うが、内容次第では条件を厳しくすべきか?
・社会的に信用出来る会社か?
・取引後のアフター(体力)は大丈夫か?
・代金を払う価値があるのか? ほかの会社はないのか?
・成長して、取引拡大の素地はあるのか?
・コンプライアンス面も含め、関わってリスクは無いのか?
・そもそも、応援する価値はあるのか?
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ヒトの視点
業種・職種・給与・職場環境・将来性・同業者との優位性など・・・・異業種を含めた幅広い他社との比較で、従業員や取引担当者が御社のポジション(評価)を決定
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与信の視点
収益性・安定性・健全性中心の財務内容分析。業界動向や同業者優位性・貢献度・運営リスクを調査し格付けをしてポジション決定
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顧客の視点
購入者が判断する商品・サービスの費用対効果。ブランド対価、アフターサービス、購入満足を他社商品と比較してポジション決定
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協力者の視点
関わる(応援)メリット・将来性・リスクヘッジ・先行投資などを冷静に考慮しポジションを決定。その後、関与・支援程度を決めて、その範囲内で素材を提供
格付・評点が上がると対外信用が増し、自社主導の有利な取引が可能となる。欲しい商材・サービスも手に入る。
自社主導の有利な取引が進むと、借入金利や商材調達コストが引き下げられるチャンスが来る。また、ステージアップによって大手企業の取引条件に合致し易くなる。
調達コストや借入金利が下がると、仮に売上が伸び悩んでも、収益性向上により増益は可能。財務内容向上と投資原資が確保できる。
収益性が向上して増益が可能になれば、増益分を原資としてヒト・モノへの拡大投資が可能となり、更に強い会社へと転換できる。
企業ポジションのステージアップと、財務内容向上により更に強い会社と認められれば、再度格付・評点向上となり、次の成長スパイラルに突入できる。